外国語教育研究センターの Marshall Higa 准教授が、第27回 日本医学英語教育学会学術集会で第18回(2024)植村研一賞を受賞しました。この学術集会は日本で年に一度開催される全国規模の学会で、今回 Higa 准教授は「Developing a software resource for medical English vocabulary」というタイトルで発表を行いました。

M. Higa won the Kenichi Uemura Award

 

日本医学英語教育学会創設者の植村研一氏の名を冠したこの賞は、毎年の学術集会で、一般演題の中から学術的内容と発表技術の両面で最も優れた発表を行った演者に対して贈呈されます。
(出典:https://jasmee.jp/18th-kenichi-uemura-award-2024/

Higa 准教授は、外国語教育研究センターの Simon Fraser 教授、Walter Davies 准教授とともに、広島大学医学部の学生が専門用語や一般語彙を学習するのに役立つ、オリジナルのウェブ・アプリケーションを作成しました。このウェブ・アプリケーションは、Fraser 教授と Davies 准教授が12年かけて開発した医学単語リストを使用しています。

 

受賞の声:
I want to thank my colleagues, Walter Davis and Simon Fraser for their work and dedication to our ongoing research on teaching medical English to university students. They began research in this field more than twelve years ago, along with former colleagues Kazumichi Enokida and Keiso Tatsukawa. I was privileged to have the opportunity to join them in this research three years ago and am happy to share this award with them, who deserve it much more than I. - Marshall Higa -

(大学生に医学英語を教えるという私たちの継続的な研究に対する、Simon Fraser 先生と Walter Davies 先生の努力と献身に感謝します。彼らは12年以上前に、当時広島大学外国語教育センターの同僚であった達川奎三先生、榎田一路先生と共に、この分野の研究を始めました。私は3年前に彼らの研究に加わる機会に恵まれたのですが、今回の受賞を彼らと分かち合えることを嬉しく思います。 - Marshall Higa -)